工場景観と石組
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写真分析図:西川夏生
工場景観には,垂直性の強い要素と水平性の強い要素の対比による,特有の動的バランスが感じられる。また,日本庭園では,縦長の石と横長の石が対比されるよう,石組が構成される。双方に共通する審美性に着目した西川夏生さんは,四日市コンビナートの眺望景観の写真と,近江の著名な作庭家である鈍穴が描いた石組の絵図との,比較分析をとおして,そのことを実証した。
絵図分析図:西川夏生
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西川夏生,村上修一(2018)日本庭園の石組意匠に通じる工場景観の審美性-四日市コンビナートと庭造図絵秘伝の比較-:都市計画報告集17:26-29