空間変化
 
 

移動にともなう曖昧性
(空間変化)

単純な空間の分節でなく
複数の空間の共存が
変化のある移動体験を創出

 

時間経過にともなう曖昧性
(空間変化)

時間経過による形態の
変化を顕在化する
要素の形態や空間構成

ローズはアクリル板や障子紙を用い
格子パタンに樹影が映るようにした
シルエットは刻々と変化する

またローズは約40年間住み続ける中
空間を自らのニーズにあわせ
変態させていった
その変化は、屋外が屋内と化し
樹木を生きたまま取り込むほど
ダイナミックであった

 

 

ローズの自邸(1953年)
エントランス・アプローチ

樹幹、建物壁、ルーバー、生垣、
舗装縁によって示唆される
a hの層を貫通するように
アプローチが仕組まれており
層を通過するたびに
空間のスケール、方向性、形状の
変化を体験するようになっている

 
       
 
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