Laboratory of Landscape

村上修一研究室

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断面形,素材と構造,機械化の違いにもとづく堰体の分類


左から第十堰,河野原堰



近代以前に起源をもつ167例の堰を対象に形態を調査した。ダイアグラムは,断面形,素材と構造,機械化の有無によって類型化した結果を示している。およそ半数はコンクリート造の台形断面の堰体に改築されており,継承されている要素は,河道に対して斜めの平面形である。石造や人力樋門といった要素を有する例は数少ない。歴史的な要素を有する堰の中には,文化財指定等の措置がとられていないものもある。いかに継承するか検討が必要である。


阿成の堰(構法の継承と材質の変化:木枠→鋼管枠,石詰→コンクリートブロック詰)
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Murakami, S. (2012) : Study on Forms of Historical Weirs in Japan as Landscape Elements:Archi-Cultural Translations through the Silk Road: 2nd International Conference, Mukogawa Women's University, Nishinomiya, Japan, July 14-16, 2012, Selected Papers:131-137
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